「イノダコーヒ三条店で猪田さんが焙煎して淹れてくれたコーヒ(ヒーとのばさない)にハマってしまったのが、ぼくの珈琲を旨いと思った最初なのでした。(2005年9月15日の『原田治ノートより』)」。治さんが大ファンだった猪田彰郎(いのだ・あきお)さんの本『イノダアキオさんのコーヒーがおいしい理由』がアノニマ・スタジオより出版されました。猪田彰郎(いのだ・あきお)さんは、京都はコーヒーの名店「イノダコーヒ」創業者の甥。創業当初(1947年)から働いていたという、まさに京都コーヒー界のレジェンド!そんなアキオさんの“愛されるおいしさのひみつ”を紐解く本書に、ちらっと治さんが登場。アキオさんとのエピソードが掲載されていますよ。また、カバーには治さんがキャラクタライズして描いたアキオさんがレイアウトされています。そしてカバーをとると、治さんがデザインしたイラスト・ロゴがコーヒー色の表紙に刻印されています!是非、書店で手に取って確かめてくださいね。
『イノダアキオさんの
コーヒーがおいしい理由』
語り 猪田彰郎
本体価格1500円(税別)
出版社 アノニマ・スタジオ
コーヒーひと筋70年のアキオさんに聞く、
愛されるおいしさのひみつ
「イノダコーヒ」創業者の甥で、創業当初から働いていた猪田彰郎(いのだ・あきお)さん。「イノダコーヒ三条店」の初代店長を務め、27年間円形カウンターに立ち続けました。愛されつづける店の歴史、三条店で築いたご縁のつなぎ方、コーヒーの淹れ方など、人生の学びをわかち合う一冊。
猪田彰郎 ( いのだ・あきお )
1932 年(昭和7)年、京都市生まれ。1947年に京都で開業したコーヒーショップ「イノダコーヒ」で15歳から働きはじめる。1970年にイノダコーヒ三条店の初代店長を務め、イノダコーヒ全店の焙煎も担う。1988年に筑紫哲也氏の朝日新聞連載「筑紫哲也の気になるなんばあわん」で紹介され、全国にファン多数。退職後はコーヒー職人として全国各地を講演会で巡業。現在はプライベートでマイペースにコーヒーを楽しむ。
1.「はしもと珈琲」にてアイスコーヒーを一緒に飲みながら談笑する治さんとアキオさん(2006年ごろ)。治さんは40年以上前、イノダコーヒ三条店でアキオさんが焙煎して淹れたコーヒーを飲んで以来の大ファン。京都へ訪れた際は「イノダコーヒ三条店」や「はしもと珈琲」でアキオさん由来のコーヒーを楽しんでいました。(※詳しくは下記原田治ノートをごらんください)『イノダアキオさんのコーヒーがおいしい理由』第4章に書かれた治さんとアキオさんのエピソード「アキオさんと一緒にここで珈琲を楽しまれたことがあります」とは、まさにこの写真のこと!この時、「アキオブレンド」の話を聞いて、治さんがイラスト・ロゴをデザインすることになりました。
2.治さんデザインで完成した「アキオブレンド」のバッケージ。(※「アキオブレンド」は「はしもと珈琲」本店またはウェブサイト内で販売しています)
3.「アキオブレンド」のイラスト・ロゴを弟子のスタジオで制作中の治さん。アキオさんと一緒にコーヒーを飲んだ後で。
はしもと珈琲
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