
オサムグッズ誕生40周年にあたる2016年、その節目の年の夏、弥生美術館において約3ヶ月のロングランで開催中の、本格的な展覧会『オサムグッズの原田治展』会場でサイン会が行われ、原田治さんとオサムグッズファンの交流が実現しました。
夏の陽射しが降り注ぐ午後に集まっていただいたファンの方の人数は何と100人以上。それぞれ新しいオサムグッズや思い出のオサムグッズを手に手に原田治さんの前に座って、短時間でも濃密な邂逅が…。「あの頃にオサムグッズがあって良かった」「ファンクラブに入っていました!!」「阪急百貨店で行われた展覧会も見逃していません!!」「ソーダファウンテンに通い詰めました!!」「懐かしくて懐かしくて涙がこぼれて来ました…」
事前にサイン会参加を予約し忘れた観客の方々もサイン会の周りをいつの間にか取り囲んで、原田治さんが即興の手描きでサインとキャラクターイラストレーションが仕上げてゆく姿を見て歓声をあげてしまうほどの、とっても親密な時間が流れてゆきました。


原田治さんの横でファンの皆様のお声を聞いておりましたオサムグッズサイト編集部です。何十年経っても熱が全く冷めていない方々の存在に胸が熱くなりました。サイン会に参加いただいたファンの熱いメッセージを紹介してみましょう。
「小さい頃から集めていました。」「ミスタードーナツの販促品とは全く違う、このオリジナルデザインの強さ!!」「お友だちとのプレゼント交換会にオサムグッズを入れておくとクラスの人気者になれたんですよ。」「トートバッグは私の青春そのもの、学校に通うのが楽しくなりました。」「ハンプティ・ダンプティが一番好きなんです。サインの横に描いてください!!」「どうしてオサムグッズの新しいシリーズは出ないのですか???」「オサムグッズは"カワイイ"の代名詞です!!」「関西から来ました。懐かしくて涙が出ました。来て良かったです!!」「母が愛用していたオサムグッズが捨てられずに家にありました。私が引き継いで使っています。大好きです。」「子どもの頃、少ないお小遣いでオサムグッズを買うと背伸びした気分になれました。」「キャラクターの可愛さにばかり目が行っていた子どもの頃でしたが、こうして俯瞰しますとデザインの素晴らしさに今更に気づいてしまいました!!」「眺めていると幸せになれます」「可愛いだけじゃない、奥が深いです。」「オサムグッズから香る"アメリカ"に惹かれる私でした。」「グラフィックデザインの仕事に就いたのは、中学生の頃にオサムグッズのノートの表紙のレイアウトにノックアウトされたからなんです!!」「治さんの色彩センスが大好きです。」「キティちゃんやスヌーピーなんて目じゃないです!!私は永遠にオサムグッズ派です!!」


サインの横に必ずイラストレーションを描き添えてゆく原田治さん。使用するペンは何十年も変わらない、油性マーカーのシャーピー ファインポイント。

復刻版ではありません。思い出のトートバッグをお持ちいただきました。


「ジルを描いてるんだけど、描く度に少し変わっちゃうね」手描きだからこその、サインを貰う人だけの、とっておきのジルの出来上がりですね。

「昔馴染みだけじゃないぜ(笑」今も素敵な女のコはオサムグッズが好き。