1970年代後半から90年代にかけて、女子中高生を中心に爆発的な人気を博した「OSAMUGOODS（オサムグッズ）」の生みの親、原田治（1946–2016）。
50 –60年代のアメリカのコミックやTVアニメ、ポップアートなどから影響を受けたイラストレーション―とりわけ、簡潔な描線と爽やかな色彩で描かれたキャラクターたちは、その後の日本の“かわいい”文化に多大な影響を与えました。没後初の全国巡回展となる本展では、イラストレーターとして活動するきっかけとなった、1970年代「an・an」の仕事をはじめとして、広告・出版・各種グッズなど多分野にわたる作品を中心に、幼少期～20代前半の初期資料や、エッセイ集『ぼくの美術帖』関連資料も交えて展示し、時代を超えて愛される、原田治の全貌に迫ります。

DUSTY MILLERのOSAMU GOODS

壁面にぎっしりと飾られた「OSAMU GOODS」。世代を超えて愛されるキャラクターの魅力が伝わって来る展示方法で、観客の皆さんに大好評です。

“かわいい”だけじゃない。原田治スピリット

展覧会ラストに黒澤明監督の『生きものの記録』について描いた朝日新聞の仕事が展示されています。1955年に公開された日本映画で、核軍備競争やビキニ環礁での第五福竜丸被爆事件などで加熱した反核世相に触発されて、原水爆の恐怖を真正面から取り上げた社会派ドラマ。原爆の恐怖に取り付かれる老人を演じた三船敏郎は、当時35歳で60歳の老人を演じています。今こそ観て欲しい映画だ、と原田治さん。

ミュージアムショップ

観客の皆さま全員に楽しくお買い物をしていただく為、ミュージアムショップにおいて、ルールを作りました。新型コロナウイルス感染予防対策の観点からも混雑の内容に配慮しております。ご不便をおかけすることにもなりますが、ご協力をお願い申し上げます。

ホテルプラザ神戸×原田治 展 「かわいい」の発見 Osamu Harada: Finding “KAWAII”のコラボレーション企画

特別展『原田治 展 「かわいい」の発見 Osamu Harada: Finding “KAWAII”』開催期間中、ホテルプラザ神戸のレストランで、神戸ファッション美術館のチケットをお持ちのお客様に特別なサービスが提供されます。
【サービス内容】お食事代から10％割引／コース料理をご注文の方に特別デザートプレートをご提供　※写真はイメージです
【ホテルプラザ神戸レストラン】スマイリーネプチューン(18階)／潮路(18階)
【営業日】木・金・土・日曜日、祝日／ランチ 11:30～14:30（ラストオーダー13：30）／ディナー 17:00～20:00（ラストオーダー19：00）
詳しくはホテルプラザ神戸まで。TEL●078-846-5409

コラボレーション企画『OSAMU GOODSジャック＆ジルのラテアートやカクテルアートで神戸を盛り上げよう！』

まん延防止等重点措置実施および緊急事態宣言のため、休業などがございます。詳細は各店舗にお問い合わせくださいませ。
※写真はイメージです

1.OSAMU GOODSカクテルアート

●リン （Rien） TEL078-392-4535 兵庫県神戸市中央区下山手通2-16-2 ITビル1F

2.OSAMU GOODSチーズケーキ

●レイルロード no.57 （RailRoad no.57） TEL078-332-1909 兵庫県神戸市中央区北長狭通2-31-57高架下2F～3F

3.OSAMU GOODSカクテルアート

●神戸ロバアタ商會 （roberta,inc.） TEL078-251-6819 兵庫県神戸市中央区中山手通2-12-7

4.OSAMU GOODSオムレツ

●バル マスタード （Bal mustard） TEL06-6245-1239 大阪府大阪市中央区東心斎橋1-15-25 リッツビル2Ｆ

5.OSAMU GOODSカクテルアート

●善三郎 （ゼンザブロウ） TEL06-6363-7272 大阪府大阪市北区曽根崎2-5-33 KIYOビルⅡ202号

 

会　　　期

2021年7月3日（土）から8月29日（日）まで

休　館　日

毎週月曜日、８月10日　（ただし8月9日は開館）

入 場 時 間

午前10時00分から午後6時まで　（入館は午後5時30分まで）
※コロナウイルスの影響で変更の場合があります

会　　　場

神戸ファッション美術館

入　場　料

一般：1,000(800)円、大学生・65歳：500(400)円、高校生以下無料

※神戸市内在住の65歳以上の方は無料
※（　）内は有料入館者30名以上の団体料金
※小学生以下は保護者（大学生以上）の同伴が必要
※神戸ゆかりの美術館、小磯記念美術館の当日入館券（半券）で割引

主　　　　催

神戸ファッション美術館、神戸新聞社、毎日新聞社

後　　　　援

サンテレビジョン、ラジオ関西

協　　　　力

コージー本舗、トムズボックス、パレットクラブ、design studio paperweight

展　 示 　協 　力

大阪樟蔭女子大学

企　 画 　協 　力

世田谷文学館

企　 画 　制 　作

コスモマーチャンダイズィング

会 　場 　設 　計

五十嵐瑠衣

アートディレクター

服部一成