1970年代後半から1990年代にかけて、女子中高生を中心に爆発的な人気を博した「OSAMU GOODS」(オサムグッズ)の生みの親、原田治。1950~1960年代のアメリカのコミックやTVアニメ、ポップアートなどから影響を受けたイラストレーションーとりわけ、シンプルな描線と爽やかな色彩で描かれたキャラクターたちは、その後の日本の“かわいい”文化に多大な影響を与えました。没後初の全国巡回展となる本展では、イラストレーターとして活動する端緒となった1970年代「an・an」の仕事をはじめとして、広告・出版・各種グッズなど多分野にわたる作品を中心に、幼少期から20代前半の初期資料や、エッセイ集『ぼくの美術帖』関連資料も交えて展示し、時代を超えて愛される原田治の全貌に迫ります。
カラーリングがとても愛らしいcatとdogのぬいぐるみ。ファンの間でも人気の高いグッズです。誕生の由来は遡ること30年ほど前。原田治さんがパリで青いガンクラブチェック風生地のズボンを履いた犬のぬいぐるみ(下記画像右側。「原田治ノート」コーナーで展示中)を見つけ、一目で気に入って購入。このぬいぐるみを参考にcatとdogのイラストを描き、商品化されました。
観賞後の楽しみたい!佐野美術館コラボ企画のウィンナーコーヒー
展覧会期間中、佐野美術館併設の食事処松韻において、「おさむさんのウィンナーコーヒー」が楽しめます。隆泉苑方面にお巡りください。
ミュージアムショップ
三島市と原田治展がコラボ。スタンプラリーを開催中!
スタンプを集めてオリジナルマスクケースをもらおう!
『原田治 展「かわいい」の発見』に合わせ、三島市と原田治展がコラボし、スタンプラリーを開催します。 市内4つの文化施設のうち、佐野美術館を含む3箇所以上を巡ってスタンプを集めた方に、オリジナルマスクケースをプレゼント。 「かわいい」三島の街を楽しみながら、ぜひスタンプラリーにご参加ください。
三島市内の中央市街地にある「三島大通り商店街」に、OSAMU GOODS(オサムグッズ)のイラストを使用したコラボフラッグを掲出しています。歩道に設置されている計51本のフラッグポールがかわいく彩られています。 スタンプラリーと併せて街歩きの際にお楽しみください。
佐野美術館を含む3施設以上のスタンプが揃ったら景品交換施設(佐野美術館、Via701)にご持参ください。「オリジナルマスクケース」を進呈いたします。
佐野美術館関連の会報誌面上で『原田治展』が紹介されています。スタンプラリーを楽しみながらお読みください。
伊豆箱根鉄道駿豆線をOSAMU GOODSがジャック?!
伊豆箱根鉄道駿豆線の1編成3車両に、OSAMU GOODSオリジナル中吊りポスターを掲出しています。ヘッドマークもOSAMU GOODS仕様に模様替えをし、駿豆線三島駅から修善寺駅間を走行中。電車の通過時刻は、決定次第伊豆箱根鉄道株式会社公式ホームページでお知らせします。
伊豆箱根鉄道で会期中に販売された記念乗車券
初期のオサムグッズのキャラクターの特徴「スライスドアイ」版のジルやジャックやドッグがレイアウトされた記念乗車券。ノスタルジックな切符デザイン。見開きの特製ケースには、各キャラクターの着想の源となった「マザーグース」の解説付き!!
- 会 期
- 2021年1月8日(金)から2月14日(日)まで ※毎週木曜休館日( 2月11日は開館 )
- 入 場 時 間
- 10:00-17:00まで ( 入館の受付は16:30まで )
- 会 場
- 佐野美術館
- 入 場 料
- 一般・大学生1,100円、小・中・高校生550円
※土曜日は小中学生無料 ※15名以上の団体は各2割引
- 主 催
- 佐野美術館、三島市、三島市教育委員会
- 後 援
- 静岡県教育委員会
- 助 成
- 三島信用金庫
- 協 賛
- 伊豆箱根鉄道株式会社
- 協 力
- コージー本舗、トムズボックス、パレットクラブ
- 企 画 協 力
- 世田谷文学館
- 企 画 制 作
- コスモマーチャンダイズィング
- 会 場 設 計
- 五十嵐瑠衣
- アートディレクター
- 服部一成
佐野美術館 |
住 所 |
静岡県三島市中田町1-43 |
T E L |
055-975-7278 |
休 館 日 |
毎週木曜日( 2月11日は開館 ) |